過労死が社会問題として叫ばれるようになって、既に四半世紀を超える年月が流れてしまいましたが、我が国の長時間労働をめぐる状況は改善の兆しを見せていません。むしろ、電通のような我が国を代表する企業において大変痛ましい過労自殺事件が起きるなど、職場では、労働者を過労死・過労自殺へと追い込む長時間労働が当然のようにまん延しているのが現状です。
政府は働き方改革を標榜し、その中では長時間労働の是正も掲げていますが、その一方で、労働者をさらに長時間労働へと駆り立てることになる労働時間法制の改悪を進めようとしています。
長時間労働は、人間らしい生活を営むことを困難にし、家族から温かい団らんを奪い、時には労働者の生命や健康さえも踏みにじるものです。
長時間労働による悲劇をこれ以上繰り返させない、そのような思いを皆さんと共有し、長時間労働の根絶のため、私たちに何ができるのかを一緒に考える集会を行います。
当日は、労働時間法制の改悪に関する現在の情勢について報告を受けるとともに、長時間労働の犠牲となった被害者からの訴えや、長時間労働を根絶するために取組を進めている労働組合の実践例を報告してもらうことを予定しています。
是非、多数の方のご参加をお待ちしております。
長時間労働をなくすため、いま何をすべきか?
-人間らしく、働き生活するために-
日 時:2017年3月6日(月)18:30~20:45
場 所:開港記念会館 講堂
参加費無料
事前申込不要
主 催:神奈川労働弁護団
【お問合】
神奈川総合法律事務所 045(222)4401
横浜合同法律事務所 045(651)2431
チラシはこちらファイル 22-2.pdf